性感染症

性感染症について

性行為を介して感染する性感染症の原因は、主に細菌やウイルス、真菌や寄生虫などが考えられます。感染するとさまざまな病気を引き起こし、排尿障害などの症状がでます。感染は他者に伝染する恐れもあり、早期治療が大切です。感染が分かった場合はパートナーも一緒に受診し、感染の有無を一緒に検査するよう心がけましょう。悪化に伴う将来の不妊や母子感染を防ぐために、症状を放置せずにできるだけ早くご相談ください。

代表的な性感染症

性器クラミジア感染症

症状

  • 排尿痛
  • 尿道に違和感を感じる
  • かゆみを感じる

性器クラミジア感染症は若年層の男女に多い病気です。陰部にかゆみや排尿時の痛みを感じますが、いずれも症状が軽く、感染に気づかないケースがほとんどです。男性は尿道炎が多く、女性は子宮頸管炎や肝周囲炎、骨盤内付属器炎などを発症します。おなかに赤ちゃんがいる場合は産道から感染し、新生児に悪影響を及ぼす恐れもあります。

性器ヘルペス

症状

  • 性器にかゆみや不快感がある
  • 性器に水ぶくれができた
  • 性器が痛くて歩くことができない

ヘルペスに感染すると、性器や肛門、口腔周辺の皮膚や粘膜に、水ぶくれや痛みを伴うようになります。女性の場合は膣内や子宮頸管、膀胱などの体内にまで症状が及ぶケースもあり、注意が必要です。なかには、感染した箇所が赤く腫れたり、発熱したりするケースもあります。

淋病

症状

  • 性器にかゆみや不快感がある
  • おしっこをすると激しい痛みを感じる
  • 尿道から膿がでる

淋病にかかると、尿道に侵入した淋菌が炎症を引き起こします。感染から2~7日の潜伏期間を経て発症し、尿道の痒みや熱などの初期症状が現れ、重症化すると黄色い膿が尿道口から出たり、ペニスの先端に強い痛みを感じたりします。まれに、抵抗力が弱い高齢者や子どもが、銭湯やトイレから感染するケースもあります。

尖圭コンジローマ

症状

  • 陰部にイボができた
  • 陰部が痛い、かゆい
  • 陰部にカリフラワーのようなイボができた

尖圭コンジローマとは、HPV(ヒト・パピローマ・ウイルス)により、性器や肛門付近にイボができる病気です。性行為によって多くの方が感染します。多くの場合は免疫反応によりウイルスを排除できますが、それ以外の場合で発症します。痛みやかゆみなどの自覚症状がほとんどなく、イボができてから感染に気づく人がほとんどです。男女ともに性器周辺に症状が見られますが、女性の場合は膣や子宮頸部など、体内にまで症状の範囲が及ぶ可能性があります。

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